退職を決めた後、退職日までにやった8つのこと
新たな道に進む人やスキルアップをしたい人、様々な理由で退職や転職を考えている方が多くいるかと思います。
退職は何回も経験することではないため、不安に思う人もいますよね。
そこで一例ですが、私が会社を退職するにあたって、退職日までにやったことをご紹介します。
- 1.会社の「就業規則」を読む
- 2.退職日を決める
- 3.上司に退職したいことを伝える
- 4.退職届を提出した
- 5.引継ぎマニュアルなど作成しておく
- 6.住民税や健康保険について決める
- 7.退職日当日に行ったこと
- 8.机やロッカーの片づけをする
- 辞めるための準備は万全に
1.会社の「就業規則」を読む
退職を決めたら、まずは会社の就業規則をしっかりと読みましょう!
あまり見ることもない就業規則ですが、退職についての項目が書いてあります。
法的には、退職は2週間前までにに伝えればいいことになっていますが、就業規則には別途期日が記載されているかもしれません。
また会社によっては、退職届の様式があるところもあります。その場合はその書式を使いましょう。
2.退職日を決める
就業規則を一通り読んだら、次は退職日を決めました!
賞与については、退職日によってはもらえないこともあるので、その辺が気になる人はよーく考えて決めたほうがいいですよ!
また、有給を消化したい人は、引継ぎ期間のことも考えて決めましょう。
3.上司に退職したいことを伝える
退職日を決めたら、ついに上司に退職したいことを伝える番です。
ここが一番緊張するところですよね…!
切り出し方や、どうやって伝えたらいいのか正直すっごく悩みました。
基本的には、「ちょっと今お時間よろしいですか」と声をかけて、別室へ移り直接対面で伝えるのがベストなんでしょう。
しかし忙しい上司で、なかなかアポイントが取れなかったため、メールで内容等を送り後日時間を作ってもらい話し合いをしました。
そこで上手く話が進めばいいのですが、やっぱり実際には引き留めにあったりもすると思います。「私は絶対に辞めるんだ!」という強い意志を持って伝えましょう。
私は意志が弱かったためちょっと苦労しました…。
私が辞めるときに感じたことについていは、「会社を辞めるのも結構大変…辞める時に思った4つのこと」に書いています。
4.退職届を提出した
退職する旨を伝えたら、退職届を提出しました。
会社によっては決まった退職届が用意されているところもあるので、それを使いましょう。ちなみに私の会社は決まった届出がありました。届出が会社に用意されているって意外ですよね。
もし決まった書式等がなければ、ネットで調べて、自分で退職届を記入します。
ちなみによく聞く「退職願」と「退職届」ですが、この2つは意味合いが違います。
退職願・・・会社に退職を伺いを立てるもの
退職届・・・退職を届け出るもの、受理されたら撤回はできない
退職願は、本来なら退職を上司に伝えるときに準備しておくものなのかもしれませんね。
似たようなものだと思っていましたが、よーくみてみると全然意味合いが変わってくるので注意が必要ですね。
5.引継ぎマニュアルなど作成しておく
その間にもちょっとずつですが引継ぎマニュアルを準備していましたが、退職が決まってからは、さらにしっかりとしたマニュアルを準備しました。
やはり引継ぎはしっかり行って去っていくのが理想ですからね。
でももし間に合わないのなら、簡易型でもいいので準備しておきましょう。
これなら引き継ぐ側もちょっとは安心できます。
6.住民税や健康保険について決める
こちらは引継ぎと同時進行ぐらいで決めました。
住民税について
住民税は退職後、転職するなどですぐに働かない場合、基本は後日届く納付書を使い自分で納付するになりますが、退職時に退職金などから一括徴収してもらうこともできます。
ところが1月から5月に退職する人は、問答無用で退職金から一括徴収されます(法的に決まっています。)
つまり3月末に退職した人私は、4月5月分が一括で徴収されました。
この場合、退職金がない場合や足りない場合などは、現金で用意する必要がでてくるので、事前に確認しておきましょう。
健康保険について
健康保険についても、退職後すぐに働かない場合は、「国民健康保険」か「健康保険任意継続」から選ぶことが出来ます。
国民健康保険は、国の健康保険に加入します。
健康保険任意継続は、会社の健康保険組合に継続で加入します。
手続きが変わってきますので、どちらに加入するのか決めておきましょう。
7.退職日当日に行ったこと
ここまでかなり色々ありましたが、最後の一仕事です。
社外の人たちへ退職のメール
社外でお世話になった取引先や、関係会社の方への退職のメールを送りました。
事前に作っておいて後は送るだけの状態にしておきました。
内容は、退職すること、お世話になったこと、もし担当が交代する場合は次の担当者の紹介などを添えて送りました。
退職の挨拶、お菓子配り
退職当日になったら、今までお世話になった人たちへの挨拶やお菓子を配りました。
挨拶して回った範囲では、同じ部署の人達、上司、部長、関わりのあった部署の人たち、同じフロアの女性陣たち…これぐらいだったでしょうか。
人数的には50人近かったですね。
タイミングはお昼後ぐらいから、退職の挨拶とお菓子を配りまわりました。
いない人には机にお菓子を置いて、一言メモでお別れの挨拶をしておきました。
事前にいないことが分かっていれば、いる日に挨拶するのもいいですね。
お菓子について配らなくてもいいところもあるかもしれません、以前辞めた人がどうだったかとかわかればそちらを参考にしてもいいでしょう。
退職手続きをする
最後は退職手続きです。
会社から借りていたものを返却と必要な書類を受け取ります。
制服・作業服
社員証
駐車場許可書
社章
健康保険証
年金手帳
退職証明書
雇用保険被保険者証
源泉徴収票
離職票(後日郵送だった)
その他、退職金の支給日についてや、住民税の支払いについて、失業保険についてなどの説明を受けました。
8.机やロッカーの片づけをする
最後の最後は、自分が使ってきた机やロッカーの片づけです。
意外といらないものがたまってたりするんですよねロッカーって。
就業日に片づけが間に合わなかったので、翌日の休日に出てきて片付けました…。
これが本当に最後の出勤日でした。
持って帰るもの、捨ててしまうもの分けて綺麗さっぱりとお別れです。
辞めるための準備は万全に
辞めると一言にいっても、実際に辞めるまでに色々やることがあって大変でした…!
一番の山場はやっぱり上司に伝えるところです。
猛烈な批判を受けたらどうしようと心配していましたが、そこまで強く言われることもなく話は進みました。(まぁちょっと渋られはしましたけど…苦笑)
辞めることを考えている方は、以上を参考にして辞めるためのイメージを固めて、準備満万全で挑んでみてください。
退職を考えている皆が上手くいきますように!